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SUNTORY SATURDAY WAITING BAR ( リダイレクト:サントリー・サタデー・ウェイティング・バー ) : ウィキペディア日本語版
サントリー・サタデー・ウェイティング・バー

サントリー・サタデー・ウェイティング・バー(''Suntory Saturday Waiting Bar'')は、TOKYO FM製作により、FMぐんまを除くJFN系列37局(放送終了時点)で1992年4月4日から2013年3月30日まで放送されていたラジオ番組である。
放送時間は毎週土曜日17:00 - 17:55(JOEU-FM、fm nagasakiでは土曜日18:00 - 18:55、FM青森では土曜日19:00 - 19:55に時差ネットで放送。いずれもTOKYO FMと同じ日に放送)〔番組開始当時は直前の土曜16時台がローカルセールス枠だったため、FM OSAKAでは1時間早い土曜日16:00 - 16:55に放送されていた。〕。
== 番組概要 ==
サントリー一社提供であり、この番組の実質的な前身は平日の22時台にJFN系で放送されていたサントリー・サウンドマーケットである。ただ、サウンドマーケットが音楽を主体にした番組構成であったのに対し、サタデー・ウェイティング・バーはホイチョイ・プロダクションズの企画による〔ホイチョイ・プロダクションズの公式サイトでは当番組に関与しているとの記述がないが、当番組の公式サイトの初期には関係者・常連客(=出演者)紹介にホイチョイの松田充信によるイラストが用いられていた。〕、トークと音楽を組み合わせたラジオドラマ風の番組となっている。
番組は、東京のとあるイタリアンレストラン"AVANTI"(アヴァンティ)」のウェイティングバー〔「ウェイティング・バー」とは、レストランでの待ち合わせに使われるカウンターバーのこと。〕で繰り広げられる客同士の会話を常連客(番組の進行役)の紳士と一緒に聞き耳を立てる…というものであり、キャッチコピーにも『東京一の日常会話』と銘打たれ、TOKYO FMのタイムテーブルにも掲載されている。タイトルコールも「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」とされている。会話の内容には毎週一つのテーマが決まっている。会話の相手(=ゲスト)は芸能人が多いが、それ以外にも文化人、ミュージシャン、小説家、有名企業の会社員、政治家、ニュースキャスターなど幅広い。この中のごく一部のゲストは、常連客の誰かと交流があるという設定がある。
番組内での設定が細かい部分まで作り込まれていて、舞台となるイタリアンレストランの設定(後述)や、リスナーが店に行く途中に紳士と出会い、共に入店するオープニング、番組の中で演出として流れるジャズミュージックやドアの開閉音、シェイカーを振る音などの効果音が、リスナーを酒場にいるような雰囲気にさせている。また、番組進行役である紳士のほか、取手豪州、南由布子などの常連客の人間模様が細かく描かれている。
会話の合間には音楽が挟み込まれるが、時にはその日のテーマに添ったショートストーリーが挟まれることがある。番組内で流れる曲にはフランク・シナトラなどによるジャズ・ヴォーカルナンバーが多く用いられている。トークテーマによっては、テーマに応じた曲あるいは出演したゲストの曲が用いられることがある。
2006年4月からはポッドキャストで配信している。配信日当日のトークテーマにあわせた内容の会話(過去に放送した人気の高かったエピソードまたは番組未放送のもの)を聞くことができる。2010年3月からはWebRadio(YouTubeの公式チャンネル)も始めている。
2011年3月12日の放送は、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)に伴うJFN系列特別編成により放送休止となった。3月19日の放送はCM自粛によりタイトルコールから「サントリー」が外され(ポッドキャストも同様)、CM部分は震災へのお悔やみの言葉(女性ナレーターによる)とフィラー音楽が流された。3月26日の放送から「サントリー」の冠が復活したが、しばらく途中のCMがカットされていた〔3月26日放送分では(2010年度の放送に存在した)カウキャッチャーヒッチハイクのCMのみ放送された。〕。4月23日放送分よりふくしまFMFM仙台FM岩手を除きCMが再開された。4月30日放送分より福島・宮城・岩手の3県でもCMを再開している。
2011年5月7日放送分から、番組枠が50分に縮小され、内容もリニューアルされた。番組公式サイトも同様にリニューアルされ、ジェイクら過去のスタッフ、及び取手らかつての常連客の紹介がなくなった(そのため、取手を含む常連客キャストは降板した模様)。TOKYO FMの番組表では、縮小された5分間の部分(17:50 - 17:55)は住友林業一社提供のミニ番組森のちからを、未来のちからに。』という扱いになっているが、内容は一旦エンディングが流れた後、スポットCMに引き続いて紳士が引き続きAVANTI内の客のトークに聞き耳を立てる(もしくはスタンと過去のトークを振り返る)ものであり、実質的に従来のAVANTIの最後5分を別スポンサーの別番組とした形となっている。このパートではスポンサーにちなんで、森林や木材にちなんだテーマのトークが取り上げられることが多く、このパートのトーク内容は公式サイトのバックナンバーからは除外されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー」の詳細全文を読む




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